
- 生産国
- 日本
- 生産地方
- 宮崎
- 分類
- 焼酎
- タイプ
- 麦焼酎
- 主原料
- 大麦
焼酎と言えば独特の臭みときつい香り、そして喉をぐっと焼く一瞬の喉越し、これが堪らないという方は多いでしょう。
しかし、この独特の臭みがちょっとという方もまた多いと思います。黒木本店さんの「百年の孤独」はそんな焼酎は苦手だけど洋酒ならイケルという方に、焼酎への入り口となるかもしれない架け橋的な焼酎なのです。
「百年の孤独」は、麦焼酎をオーク樽で長期熟成させたお酒です。ウィスキーの造り方と似ています。
そのせいか焼酎独特の臭みがあまりなく、味わいは芳醇で香り高いお酒で、何も言われなければウィスキーだと思ってしまいそうな焼酎なのです。
本来は720mlで税抜き価格3056円なのですが、プレミアが付いてなかなか本来の価格で手に入り辛くなっています。地元だとそうでもないのですが、地元から離れるとたちまち価格が急騰するようです。せっかくの美味しいお酒なのだから誰でも気軽に飲めるようになると良いのですが。
そんな世知辛い事情はともかくとして、「百年の孤独」はロックやストレートで飲む事を推奨されている焼酎です。オーク樽の風味が溶け込んで、麦の香りと相まってふんわりとした独特の景色が味わえます。色合いも普通の焼酎よりやや色付いて綺麗です。
最初にも書きましたが、焼酎が苦手な方に、焼酎にもこんなに飲みやすくて美味しく出来るのだという事を知って欲しい時にプレゼントすると良いのではないでしょうか。
蔵元の黒木本店さんは風景の見えるお酒を販売したいという気持ちを強く持っているようで、様々なこだわりのある焼酎を造られています。この「百年の孤独」もそんなこだわりの元で造られたお酒で、何年も何年も寝かせてやっと出来上がるという気持ちの篭った味となっています。
もちろん焼酎のコンセプト自体は気軽に飲める良さがあると思います。
みんなでワイワイと楽しんで飲む事こそが焼酎の本領でしょう。
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