シャトー・パルメ
お酒のラベル
 生産国
フランス
 生産地方
ボルドー メドック
 分類
赤ワイン マルゴー3級
 タイプ
フルボディ
 主原料
カベルネソーヴィニヨン メルロー

シャトー・パルメは高品質のフランスワインです。ボルドー商工会議所による1855年のメドック地区格付けは第3級ですが、実際には一級の実力があるとされるワインです。
シャトー・パルメは1814年にフランスにやってきたイギリス人のパルメ少佐の名前に由来しています。彼はマルゴ―地区にあったシャトー・ド・ガスクを購入し、自分の名前を付けたのでした。それまでのシャトー・ド・ガスクの名で売られていたワインは、王侯貴族に愛好されていたそうです。
パルメはシャトー拡大には成功しましたが1853年に財政破綻し、そして銀行家のペレール兄弟の手に渡り再建しました。しかし1855年の格付けには間に合いませんでした。またその後1930年の大恐慌によってシャトーは手放されてしまいましたが現在では共同所有体制になっています。

シャトー・パルメのワインの特徴は、何といっても古い伝統に従って作られている点です。どの段階でも金属に触れることがなく、手作業を重んじています。もちろんブドウの収穫も手摘みです。
この頑固なまでのシャトー・パルメのワイン造りの姿勢は、今も昔も変わりません。その歴史の中でも、たとえ財政的な困難な状態にあっても、そのリスクを顧みずに、常に質の高いワインを造ることを目指してきました。この変わらない姿勢が素晴らしいワインを生んだのでした。

当時のシャトーの事情で、残念ながら1855年の格付けは第3級でした。しかし現在の著名なワイン評論性質の間では、実質第1級の優れたワインと称されています。まぎれもないクオリティーの高さがうかがわれます。そしてメドック格付けが更新されれば、間違いなく第1級になるのは間違いありません。

パルメのワインには人の心を惹きつけて離さない香りがあります。また樽の香りが強く出過ぎることがありません。そして最初の数年はあまり目立ちませんが、次第に心が癒されるような穏やかなブーケを放つようになるのです。
シャトー・パルメはメルローの率が高く、果実味が豊かです。舌触りの良さと深みのある凝縮した香りが楽しめるのが嬉しいです。ラムや子牛、家禽などの肉類とよく合うワインです。
格付け第3級というのがどうしても邪魔になるのですが、前記したように評価は高く、特にロバート・パーカーやエリック・ボワノスなどからの高い評価がパルメの価値をさらに高くしています。
パルメの歴史の中では、ワイン好きで知られていたイギリスのジョージ4世もパルメを愛好していたという話もあります。

今も昔も変わらない高品質ワインへのパルメの熱意が、誰からも愛されているのかもしれません。

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