シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
お酒のラベル
 生産国
フランス
 生産地方
ボルドー ポイヤック
 分類
赤ワイン  メドック2級
 タイプ
フルボディ
 主原料
カベルネソーヴィニヨン・フラン メルロー プティヴェルド

かなり長い名前の赤ワインですが、この名前はワインが生まれたシャトーから取られています。つまり「ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」というシャトーで作られているわけです。少々長すぎるため、往々にして「シャトー・ラランド」という略称で呼ばれています。

シャトー・ラランドが有るのは、世界に名だたる1級ワインを作ることで有名な「シャトー・ラトゥール」の隣。
フランス・ポイヤック地方を代表する「ラトゥール」等の一級ワインに負けず劣らずの品質でありながら、価格は一級ワインよりは控えめという正に「穴場」なワインと言えるでしょう。
シャトー・ラランドの味の特徴は、メルローの比率が高いが故のフンワリとしたたおやかさ、まるで高貴な女性であるかのような、気品のある優しさが感じられます。

この赤ワインの味は「貴婦人」と讃えられることも度々なのですが、実はワイン自体が正に「貴婦人が作ったもの」と言えます。「コンテス・ド・ラランド」とは、「ラランド王国の皇女」とう意味。その名の通り、ラランド皇女が管理していたシャトーなのです。

元々はこのシャトーを含む広い規模のシャトーを有していたロングウィル氏のものだったのですが、19世紀末のロングウィル氏の死後、財産であるシャトーは兄妹のそれぞれへと分割されました。ロングウィル氏の娘の一人は、既にラランド王へ嫁いでいたため「皇女」となっていたのです。しかしこの皇女がワイン造りに積極的に乗り出し、私有のシャトーとしました。貴婦人の中の貴婦人である彼女の味の好みが強く打ち出されたワイン、それがシャトー・ラランドです。

シャトー・ラランドを作るためのブドウは全て手摘みで、ブドウが最盛期となる頃に作業に参加する人の数は、なんと100人~150人以上にも登ると言われています。
「ラランド」の前身である「ロングウィル」の頃からの伝統的な作法に則った制作方法が続けられているのです。また作られたワインを貯蔵する樽にも工夫があり、新しい樽の利用は半分以下にまで抑えられています。この方法を採用することによって、「ラランド」独特の優しい果実の香りをキープできるとのこと。
非常に伝統的でスタンダードな作り方でありながら、個性的な味となるのは、やはり土壌の良さが影響しているのでしょう。

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